【フランス観光者必見!】『ミュージアムパス』を使ってみて分かったこと|購入方法や使い方から注意点まで

フランス
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【こんな人におすすめ】
・フランス旅行を計画中
・パリの美術館をお得にまわりたい
・ミュージアムパスの購入を考えている

パリの美術館をお得に観光する方法知っていますか?

フランス旅行の準備は進んでいるでしょうか。

みなさんの中には、ルーヴル美術館やヴェルサイユ宮殿、凱旋門を目的にフランス旅行を計画している人も多いと思います。

実は、これらの施設も対象となっているお得なパスが存在するんです。

その名も『ミュージアムパス』

この記事では、購入方法からパスの使い方、注意点まで詳しく解説していきます。

この記事は、1ヶ月ヨーロッパをまわったとんぼ夫婦が書いています。
筆者について知りたい方は、自己紹介記事Instagramをチェック!

ミュージアムパスとは

ミュージアムパスとは、「一定の期間、パスの対象施設を利用できるチケット」のことです。

通常、美術館へ行くときは、その都度、窓口やオンラインでチケットを購入する必要があります。

人気スポットの当日券を買うためには長蛇の列に並ぶことも…。

下の写真は、凱旋門の当日券売り場の様子です。

朝一でこの状態なので、昼になるにつれて人はもっと増えるでしょう。

当日券の値段も決して安くありません。

平均的に見ても、どの施設も大人1人あたり€10~15ほどの料金がかかります。

また、オンラインで購入する場合は、別途手数料がとられることもあります。

旅行の時間とお金は限られている!

パリを訪れる観光客の中には、ヴェルサイユ宮殿や美術館巡りを楽しみにしている方が多くいます。

そういった人のため“お得にスムーズに美術館を巡れるようにしよう”というのがミュージアムパスの目的です。

【パリ観光の記事】
【パリ観光】ルーヴル美術館|チケット購入や予約方法から作品の見所まで – とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)


【パリ観光】凱旋門|チケットの予約から楽しみ方まで – とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)

【パリ観光】オルセー美術館|チケット予約から楽しみ方まで! – とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)

料金

ミュージアムパスは、有効期間の長さに応じて種類に分かれています。

2days – €55(約10,400円)
4days – €70(約13,200円)
6days – €85(約15,900円)

※2023年6月26日現在の情報です。€での料金は「ミュージアムパス公式サイト」を、円での料金は「パリ ミュージアムパス ジャポンの公式サイト」を参考にしています。価格は、購入時期によって変動する可能性があります。

「2days」のパスを購入した場合、このパスを最初に使った時点から48時間がパスの有効期間ということになります。

パスの注意点

ミュージアムパスの購入を検討するにあたって、いくつか知っておいて欲しいポイントがあります。

ここで一緒に確認しましょう。

施設の組み合わせが重要

ミュージアムパスの値段も決して安くはありません。

行きたい美術館が少ない人にとっては、ミュージアムパスを購入した方が高額になる場合があります。

また、パスの対象施設に自分の目当ての施設が含まれていない、ということもあるでしょう。

そういった方は、各施設の公式サイトからオンラインで購入すると、当日券より高くなりますが、待ち時間が少なくなり、スムーズに観光を楽しめるはずです。

まず行こうと思っている美術館の料金を調べましょう

予約が必要な施設もある

オンラインチケットやミュージアムパスを持っていたら、対象施設へいつでも入れるのかというと、そうとは限りません。

パリの美術館は、世界的に人気で多くの観光客が押し寄せます。

そこで、混雑を緩和するために入場時間の予約システムを導入している施設もいくつかあります。

みなさんが行きたいであろうルーヴル美術館もそのひとつです。

予約の際、ミュージアムパスを持っている人は、無料で予約することができます。

ルーヴル美術館の場合は、公式サイトから入場時間の予約が可能です。

事前に行く日が決まったら、早めにパスの購入と美術館の予約をしましょう。

【ルーヴル美術館の予約について】
【パリ観光】ルーヴル美術館|チケット購入や予約方法から作品の見所まで – とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)

施設の休館日を確認

フランスの美術館は、月曜日火曜日に休館日を設けていることが多いです。

パスの有効期間が、休館日と重なってしまっても、一度使い始めたパスの有効時間は消費され続けます。

旅行の日程によっては、ミュージアムパスを使ってもお得にならない場合があります。

ざっくりでもいいので旅程を立てて、休館日を調べてからパスの購入を検討しましょう

ストライキなどの影響

「ストライキの影響で、ヨーロッパの鉄道や美術館が営業しない」なんていうニュースを聞いたことがある人もいると思います。

仮に、ストライキなどの影響で美術館が開館しないということになっても払い戻しはないので注意してください。

再入場不可

パスの有効期間であっても、同じ施設に何度も入るということは出来ません。

「4days」のパスを買ったからといって、パスを使って毎日同じ美術館に入ることはできないというわけです。

一度入ったことのある施設への再入場はできないので、施設を出る際にも気を付けてください。

パスを購入すべきか

ここまで聞いて、ミュージアムパスの購入に悩む方もいるでしょう。

個人的な経験談ですが、僕ら夫婦はパスを購入していて良かったと思っています。

最大のポイントとして、ほとんど待ち時間なく観光してまわることができました

当日券の列は本当に長いですし、場合によっては当日券が途中で売り切れてしまう可能性もあります。

そうなってしまうと、ただ時間だけが過ぎてしまいます。

また、窓口やオンラインで購入する場合、英語やフランス語がどうしても出てきます

今は翻訳アプリも進化していて、とても便利です。

しかし、海外のサイトは、オンライン上のシステムが日本と少し違い、「本当にコレであってるの?」と戸惑う場面もありました。

少しでも不安要素を取り除けるという点でも、ミュージアムパスがあって良かったです

みなさんの旅程によっては、ミュージアムパスの良さが発揮できない場合もあると思います。

まずは自分の旅行計画をざっくりでもいいので立てて、そのうえでパスの購入を検討してみましょう。

購入方法

「ミュージアムパスの公式サイト」または「パリ ミュージアムパス ジャポンの公式サイト」から購入することが可能です。

公式サイト

「ミュージアムパスの公式サイト」は、英語またはフランス語での対応になります。

英語やフランス語が得意な人は、こちらから購入できます。

パリ ミュージアムパス ジャポン

「パリ ミュージアムパス ジャポン」は日本語版の公式サイトです。

オンラインでの購入も難しくないのでおすすめですよ。

【パリ ミュージアムパス ジャポンの購入手順】

①「パリ ミュージアムパス ジャポン 公式サイト」で検索
②「パスを購入する」をクリック
③購入したい商品を選択
④クレジットカードor銀行振り込みで支払い

Eチケットを購入した場合、メールでミュージアムパスが送られてくるので、ダウンロードし大切に保管しましょう。

もし海外でスマホが壊れてしまった場合は、せっかく購入したミュージアムパスが使えなくなってしまいます。

ミュージアムパスに限った話ではありませんが、電子チケットなど重要なものは紙に印刷しておくことも1つの手段です。

僕らはEチケットを購入し、紙にも印刷しました♪

パスの使い方

使い方は簡単。

ほとんどの施設では、当日券購入のレーンと、すでにパスを持っている人レーンに分かれています。

立て看板や近くのスタッフさんに確認し、正しいレーンに並びましょう。

施設入り口のスタッフさんにミュージアムパスに書かれているバーコードを見せるだけです。

一度入ったことのある施設への再入場はできないので、施設を出る際は気を付けてください。

まとめ

パリには魅力的で個性的な美術館が数多くあります。

自分の好みに合う作品を求めて、色々な施設を訪問してみてください。

きっと、パリに来ないと気付かなかった、素敵な出会いがあるはずです。

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