【スイスの絶景・マッターホルン】冬のゴルナーグラート展望台へ行ってみた(※写真多数)

スイス
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【こんな人におすすめ】
・スイス旅行に行こうか迷っている
・スイスの絶景スポットを知りたい
・ハイキングがしたい

『マッターホルン』は、スイスのアルプス山脈の中でも独特な雰囲気を漂わせる山。

今回、僕らはゴルナーグラート展望台へ鉄道で登りマッターホルンの雄大さを体感してきました。

この記事では、マッターホルンの魅力とゴルナーグラート展望台の楽しみ方を記していきます。

この記事は、1ヶ月ヨーロッパをまわったとんぼ夫婦が書いています。
筆者について知りたい方は、自己紹介記事Instagramをチェック!

マッターホルンとは

マッターホルンの標高は4478m。

先端にかけ鋭利に尖った姿が非常に独特で、素人から見ても“他の山とは違う”と感じ取ることができます。

シルエットからも分かる通りの『絶壁』。

訓練を重ねた登山家でも登頂は容易ではありません。

難攻不落と言われていた山を初めて人が制覇したのは1865年のこと。

実は、山自体が国境となっており、北側はスイス、南側はイタリアに属します。

アルプス山脈には「ヨーロッパアルプス三大北壁」と呼ばれるものがあり、マッターホルンもそのひとつ。

国と国とを隔てる、まさに“壁”のような存在です。

ゴルナーグラート展望台とは

スイスといえば、アルプス山脈。

現在、スイスにはいくつかの登山鉄道が走っています。

そのひとつが『ゴルナーグラート鉄道』

マッターホルンの麓の綺麗な街「ツェルマット(Zermatt)」から、終点「ゴルナーグラート(Gornergrat)」までを繋いでいます。

走行時間は約35分。30分に1本くらいの頻度で運行されることが多いので、観光客でも気軽に利用することができます。

終点「ゴルナーグラート(Gornergrat)」には、展望台があります。

世界中にある展望台の中でも、
“ここからの景色は絶景と呼ぶにふさわしい”と言えるそんな場所です。

【登山鉄道の詳しい記事はこちら】
【スイス旅行】ゴルナーグラート鉄道でマッターホルンへ|見所からチケットの購入・予約まで – とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)

現地からレポート

ここからは、僕らの実体験をもとにお届けします。

写真もたくさんあるよ

ツェルマットを出発

僕らが、現地を訪れたのは4月下旬。

気温は氷点下になることも珍しくなく、まだ雪が厚く残る季節です。

ゴルナーグラート鉄道での出発は、始発のAM7:00にしました。

朝一にした理由は、昼にかけて温かくなると乗客が増えるだろうと思ったからです

鉄道の車内からも、マッターホルンや他のアルプス山脈を見ることができます。

席にも余裕があり快適な鉄道旅でした

【ツェルマットについて詳しい記事】
『絶対的おすすめ!』日本人橋|ツェルマットからマッターホルンの絶景をみるためには とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)

ゴルナーグラート駅に到着

鉄道を降りると、あたり一面真っ白。

日本では考えられないような世界が広がっていました。

360度どの方向を見ても、アルプスの大パノラマが広がっています。

ゴルナーグラート駅の標高は3089m。

かなり高いところまで運んでもらいました。

ちなみに、僕らは九州出身(笑)

ハイキング⁉

出発前夜、ゴルナーグラートからはハイキングもできるらしいという情報を見つけ、是非ともやりたいと思っていました。

しかし、周囲は真っ白でハイキングコースっぽいものは見つかりません。

そんな中、同乗していた若者数名がスキー板を颯爽と準備し、瞬く間に下へと下っていきました。

なるほど、道なき道を行くのか

果敢に挑戦してみようとするも、どう考えても違う気がする。

危険と判断し、駅の売店の店員さんに尋ねることにしました。

店員さんの返答は、
「Oh~~!!Dangerous!!」

ですよね~(笑)

こんな雪山を歩いて下ろうなんて、この日本人は正気じゃないと思われたでしょうね(笑)

雪山はいつ雪崩を起こしてもおかしくありません。

実際、僕らが山を見ている間にも大きな雪崩が起きていました。

みなさんも冬のスイスでハイキングしようなんて思わないでくださいね。

夏季になると雪も解け、ゴルナーグラートからハイキングが楽しめるそうです。

ハイキングしたい方は、ちゃんと時期を調べてから旅程を立てましょう

ゴルナーグラート展望台へ

ゴルナーグラート駅から少し坂を上った場所にレストランやお土産売り場があります。

展望台はさらにその奥です。

凍結した坂は本当に滑るので注意してください。

そして到着したゴルナーグラート展望台がこちら!

ベンチも用意されているので、ここで休憩することもできます。

僕らが到着したのが朝一だったため観光客は数名。

無駄な雑音はなく、
聞こえるのは自分たちの息や声のみ。

差し込む朝日の温かさが体に染み渡り、
生きていることを実感させられました。

美しい絶景を二人占め!

しかし、10:00頃になると人が多くなります。

静かにのんびり過ごしたいという人は冬季の朝一がおすすめです。

夏季になると朝一から活動する人が多いそうなので、ゴルナーグラート鉄道の優先搭乗などをりようしましょう。

【鉄道の優先搭乗について】
【スイス旅行】ゴルナーグラート鉄道の使い方|チケットの購入・予約まで – とんぼ夫婦 (tonbohuuhu.jp)

写真を撮ろう

マッターホルンを見に来れる機会なんて滅多にあるものではありません。

スイスまで来れたのもなにかの縁でしょう。

悔いのないよう、ここぞとばかりにたくさん写真を撮って帰りましょうね。

あとで見返した時、きっと自分を勇気づけてくれるはずです。

お気に入りの1枚♪

まとめ

僕らにとっては一生忘れられない思い出になりました。

今回の雪景色だけでなく、次回は夏季にハイキングに来たいものです。

みなさんも、スイスで一生に残る思い出を作ってみてはいかがでしょうか♪

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